HOSOI Hisato – BaBaQue
SPF-005 ¥2,000 (税別)
■『ババケ、ちょっとこわい』──佐藤薫(EP-4)監修による新レーベル「φonon (フォノン)」発動第三弾。チルドレンクーデター首謀者・ホソイヒサトによる27年ぶりのセカンド・ソロ・アルバム。
佐藤薫とは80年代から交流のある京都拠点のバンド、チルドレンクーデターの首謀者ホソイヒサトによるソロ・アルバム。切れ味鋭いノイズとビートが聴く者の脳裏に潜む闇の記憶を不気味なまでに挑発する。かつてチルドレンクーデターのカセット・ブックを制作・リリースしたペヨトル工房の今野裕一がライナーノーツを担当。
ホソイは’83年に”謎の少年楽団”としてカセットブック『チルドレン・クーデター』を発表して話題となり、現在も活動を続ける”チルドレンクーデター”の首謀者として、またボアダムスのオリジナルメンバーとして知られるなど、10代の頃から関西アンダーグラウンド・シーンを支える要人のひとり。そのホソイの実に27年ぶり2作目となるソロ・アルバム『BaBaQue (ババケ)』は、作曲、ベース、サンプリング、ループ、素材コラージュ、シンセサイザー演奏から打ち込み、ミックスなどの制作工程をホソイ自ら手がけたのちに、佐藤薫が最終調整で協力した渾身の1枚だ。
タイトルはサルバドール・ダリの「Babaouo」の語呂に魅了されたことをきっかけに思いついたもの。ホソイらしい不穏なノイズや攻撃的なビートが次々と襲いかかる(ちょっとこわい)曲が揃っている。EP-4 unitPのために制作したトラックを用いた曲や、自身の27年前のファースト・ソロ『GEORGIA!』の曲をサンプリングしたものなど、トラックメイカーとしての手腕もいかんなく発揮。チルドレンクーデターの最新作『Fear of Liberty – 自由の恐怖』に収録されていた「気違いソテー」の完全宅録テクノ・ヴァージョンもボーナス・トラックとして追加されている。
『音で文学や映画や哲学のエッセンスを[やる]のはたまらない』(今野裕一)
ライナーノーツ: 今野裕一(ペヨトル工房)
パッケージデザイン: ホソイヒサト
1983年に”謎の少年楽団”としてカセットブック『チルドレン・クーデター』を発表して話題となったチルドレンクーデターの首謀者として、またボアダムスのオリジナルメンバーとして知られるなど、10代の頃から関西アンダーグラウンド・シーンで活動する美術/音楽家。また、SKATING PEARSとペヨトル工房とが共同制作した『SOUND COSMODEL 音の宇宙模型』(1984年)やアルケミーからリリースされた『愛欲十二球団』(1990年)といったオムニバスに参加したり、F.M.N. Soundfactoryからアルバムを出したりと神出鬼没の活動を続けており、2014年にはチルドレンクーデター18年ぶりのアルバム『Fear of Liberty – 自由の恐怖』を自身のレーベル=HOSOI KOBOからリリースした。ベーシストとして、アーティストとして佐藤薫から全幅の信頼を得ており、EP-4の別働ユニット参加や佐藤薫絡みのサポートも多い。ソロ・アルバムとしては1991年に自主制作で発表した『GEORGIA!』以来、本作が実に27年ぶり2作目となる。
■トラックリスト
01. Tibetan Long Breath
02. Lost Squid
03. The Vatican Sex Manual P2
04. Architect Four Greed
05. No Más Ruido
06. kappa se paró
07. París,Texas, Fábrica
08. Nezshi deja Ecuador
09. 気違いソテーTV (ボーナストラック)
■試聴リンク
https://audiomack.com/album/onon-1/babaque-excerpt
■ChildrenCoupdetat
http://www.childrencoupdetat.com/