PLASTICS / プラスチックス
1977年、イラストレーターの中西俊夫、スタイリストの佐藤チカ、グラフィック・デザイナーの立花ハジメが中心となって結成。後に四人囃子から佐久間正英、作詞家として既に著名だった島武実が加入。1979年、イギリス・ラフトレードから「COPY / ROBOT (RT-030)」で日本に先駆けて英国デビュー、翌1980年1月にシングル「TOP SECRET MAN」とアルバム『WELCOME PLASTICS』で日本メジャーデビュー。同時期にデビューしたYMO、P-Model、ヒカシューらと共に、“テクノポップ”ムーヴメントを引き起こす。デビュー直前のB-52’sとの共演をきっかけに、1980年4月にはUSツアーを決行。同年8月には日本武道館を経て、2度目のUSツアー。その際にはNYセントラル・パーク、LAグリーク・シアターでのコンサートも経験する。9月には2ndアルバム『ORIGATO PLASTICO』を発表。その後、US/UK大手アイランドレコードとの契約により、1981年3月には3rdアルバム 『WELCOME BACK』を全世界発売。その後ヨーロッパツアーと3度目のUSツアーを行うも、1981年12月に解散。中西俊夫と佐藤チカはMELONに、立花ハジメはソロ、佐久間正英はプロデューサーとソロ、島武実は作詞家/作家と吉本興業のアドバイザー/構成作家活動を行う。
その後数度の再結成公演を行い、佐藤チカが宗教活動のため脱退し、佐久間正英が2013年に逝去するも、2016年、立花、中西、島に加えてRinda DADA(N’夙川BOYS)をヴォーカルに、MOMOをキーボードに迎えて正式に再結成。5月10日のBlue Note Tokyo公演を皮切りに、4度目の全世界ツアー「Welcome Back Plastics Tour」を予定するも、同年6月の中西の急病発覚により中断。2017年2月25日、中西俊夫死去。追悼盤としてBlue Note Tokyo公演を収録した『A』を2018年5月10日にリリース。2019年6月6日には島武実も死去。立花ハジメは元気。ひとりなので解散もしません。
ファッション、デザインの完成度の高さ、各メンバーそれぞれの個性の強さ、世界的な活動から、独自の立ち位置と評価の高さを結成時から保ち続ける。
「日本はハジメちゃんを大切にしないといけない。純粋にセンスがあるし、シャレ者だしね。彼こそがプラスチックス。そして……プラスチックは、一度食べたらさ、なかなか消化も排出もできないんだよ」(島武実 / 2016年)
photos by: Tohru Kogure and Kaoru Ijima
Strange Boutique VIVA × PLASTICS
“PLASTICS”- Designed by Hajime Tachibana on VIVA
PLASTICSとStrange Boutique VIVAがコラボレーション。12/22よりオンラインショップにて発売開始、VIVA店頭では12/24より発売開始です。
11種類のアパレルアイテム+アートピース、全点が立花ハジメフルデザイン。既に大好評です。
PLASTICS “Water Bubbles CD case & Stickers Set”
PLASTICS “WELCOME PLASTICS” Sweatshirt
PLASTICS “WELCOME PLASTICS” Tote Bag
PLASTICS “COPY ROBOT” Work shirt & Slash Badge Set
PLASTICS “Tour Flyer” Long-Sleeve T-shirt
PLASTICS “B-52’s Signature” Sweatshirt
PLASTICS “B-52’s Signature” Pillowcase
PLASTICS “Artworks For Talking Heads” Hoodie
PLASTICS “Artworks For Talking Heads” Blouson
PLASTICS Socks & Badges Set / Logo Typo
PLASTICS Socks & Badges Set / P-chan
VIVA
5-1-4 Okusawa Setagaya Tokyo 158-0083 Japan
Online Shop
https://www.vivastrangeboutique.com/shop.html#/
PLASTICS LOST UNIFORM
プラスチックス、幻のステージ・ユニフォームが登場
models: Hajime Tachibana + MOMO、photos by MINAMI
中西俊夫の逝去から早3年。2016年のプラスチックス「Welcome Back Plastics Tour」(中西の急病発覚により、Blue Note Tokyo公演のみで中断)のために中西が発案していたプラスチックスのステージ・ユニフォームが新たなアイテムとして登場です。プラスチックス原点回帰としての人民服スタイルに、あのロゴの入ったコアな出来。幻のプラスチックス最後のユニフォームに、ぜひ袖を通してみてください。原宿 A Store Robotにて発売中です。